本日、またもや電子タバコに関する悪いニュースが流れました。
読んだ中ではNHKの記事が一番詳しく書いていたと思います。
読まれていない方や他のニュースで中途半端に情報を得た方はご一読してみてください。
共同通信の記事なんかはもっと正確に書いて欲しいですね。
一部の製品から発がん性物質やニコチンが検出されたことは事実でしょうから事実についての反論の余地はありませんが興味があったのでいろいろ考えてみました。

まずニコチン検出について。
ニコチンの検出については以前にもニュースになっていましたね。
103種類のリキッドを調べたら8種類から微量のニコチンが検出されたそうです。
「微量」がポイントです
憶測にすぎませんが、このニコチンが検出されたリキッドは悪意があって(ニコチンを入れた方が売れるとか)ニコチンを入れたものではないと思います。
海外ではニコチン入りのほうがむしろ一般的でノンニコチンのリキッドの需要のほうが少ないです。
製造過程の作業はメーカーによって違うでしょうし、わたしも詳しくないので例え話で考えてみます。
バケツにPG・VG・香料・ニコチンを入れて配合してニコチン入りリキッドを作り容器に移し替えてボトリングしました。
次に同じバケツを洗わずにPG・VG・香料を入れてノンニコチンのリキッドを作りボトリングしました。
ノンニコチンのリキッドからニコチンは検出されるでしょうか?
たぶんバケツに付着していた微量のニコチンが混入しているはず。
品質管理をしっかりしていないメーカーが悪いのですが、一部記事などで「微量」を消していたりするのを読むと悪意をもってニコチンを入れていたと勘違いしてしまいますよね。
普通にニコチンリキッドと同量くらいのニコチンが入っていたら微量なんて表現は使わないと思います。

次に発がん性物質の検出について。
9種類の吸入器具を使用したら4種類の器具から発生した煙からホルムアルデヒドが検出されたそうです。
記事の内容から推測するとリキッドではなく器具が原因でホルムアルデヒドが発生したのだと思われます。
リキッドに含まれるホルムアルデヒドの成分分析をしていないはずはないのでリキッドからは検出されなかったのでしょう。
30秒間隔で10回吸うと一番多かった器具で120ナノグラムのホルムアルデヒドが検出されたとのこと。
120ナノグラムって多いのか少ないのかがわからなかったので調べてみました。
タバコの含有量と比較されていますがタバコには50種類以上の発がん性物質が含まれているといわれており、ホルムアルデヒドの含有量が多いとは限りません
ビタミンCがたいして含まれていないレモンを使い、「レモン○個分のビタミンC」のように多く見せる手法もありますからね。
ちなみにホルムアルデヒドは人体や大気中、魚介類やしいたけなどいろいろなところに存在しているものです。

ホルムアルデヒドの濃度はたいていppmという単位で書かれていて120ナノグラムとの比較が難しいですね。
知識がないので間違ってるかもしれませんが、考えてみました。
10吸いして120ナノグラム。
50kgの方が一呼吸で吸う量は人によりますが約500㎤だそうです。
それを10回だから120ナノグラム/0.005㎥
だから24ミリグラム/㎥
うおー、頭いてえー。
100ナノグラム/㎥=0.08ppm(正確にはちょっと違います)で計算。
ってことは1ppm=1.25mg/㎥
なので19.2ppm!あってるんかな(おかしかったらご指摘いただけたらありがたい)・・・

ホルムアルデヒド濃度と人体への影響

気中濃度(ppm) 影響
0.2 臭気を感じるが、すぐに慣れて感じなくなる。
0.5 明らかに臭気を感じる。
1 から 2 目・鼻への刺激、不快感を感じる。
刺激による苦痛を覚える。
5 から 10 目・鼻・喉に強い刺激。短時間耐えられる限度。
10 から 20 涙・咳が出る。深い呼吸は困難。
50 以上 5から10分で深部気道障害を招く。

※多田治「労働科学叢書25」労働科学研究所 による

これに当てはめると・・・どんな吸い方したんや!
そんな煙を吸い続けたら発がん性どころかいろんな病気になりそうです。
とにかく、9種類のうち5種類は検出すらされていないわけなので、焦げてるのを吸い続けたら発がんリスクが高まるのは間違いないでしょう。
私ももっとこまめにコイルを替えるようにしようと思いました。